大谷翔平に続く四球攻め…逆転の本塁打王獲得はマ軍との“残り2連戦”がカギを握る

公開日: 更新日:

 エンゼルスとマリナーズは10月2日からの今季最終カード3連戦(シアトル)で直接対決が組まれている。ア・リーグのWC争いが最終カードまでもつれ、マ軍がPS進出の可能性を残していれば、エ軍で唯一、長打力のある大谷への攻めは厳しくなるし、逆に得点圏に走者のいる場面では勝負を避けるのは必至だ。逆に今季最終カードを前にマ軍のPS進出の望みが絶たれた場合は消化試合となり、バッテリーががむしゃらに大谷を抑えにくるとは考えにくい。大谷を歩かせればファンのブーイングを浴びるだけに、二刀流と真っ向勝負に出ても不思議ではない。

 今季、大谷のマ軍戦での相性は決して悪くない。投げては6月5日に6回を4安打2失点で2勝目をマーク。打っては13試合で48打数9安打の打率.188ながら4本塁打、9打点と勝負強さを発揮している。

 ゲレロ、ぺレスとの本塁打王争いは今季最終戦までもつれそうな雲行きだ。逆転のタイトル獲得を狙うためにも、大谷は今回のマ軍3連戦の残り2戦、目の色を変えた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ