逮捕されたKADOKAWA角川歴彦会長 高橋元理事側への支払いスキームを把握か

公開日: 更新日:

 東京五輪・パラリンピックの汚職事件をめぐり、贈賄容疑で逮捕された出版大手KADOKAWA会長の角川歴彦容疑者(79)。受託収賄容疑で再逮捕された大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)側への手数料を「コンサルタント料」として支払うスキームに関し、事前に了承した疑いのあることが、15日判明した。

 関係者によると、高橋容疑者は2016年以降、知人でコンサルタント会社「コモンズ2」の社長を通じ、五輪スポンサーを希望したKADOKAWAにスポンサー料2億8000万円に加え、7000万円の手数料をコモンズ2に支払うよう求めたという。

 KADOKAWA側は提案に応じ、手数料を大会公式ガイドブックなどへのコンサル名目で支払った。角川容疑者はこうしたスキームの報告を部下から受け了承したとみられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる