横綱・照ノ富士不在の11月場所は「群雄割拠」にあらず…横並び一線「ドングリの背比べ」

公開日: 更新日:

 照ノ富士が膝の負傷をだましだまし苦慮しながら相撲を取っていた時は、横綱の1強。それがいなくなった途端、番付に関係なく横並び一線となっているのが、土俵の現状だ。

 照ノ富士はこの日、休場届を提出。診断書には「両変形性膝関節症で30日までの休場を要する見込み」とあったが、すでに両膝にメスを入れており、数場所の休場が予想されている。復帰後もどれだけ相撲が取れるかは未知数で、少なくとも横綱休場の間は当面、「本命不在」の土俵が続くのは間違いない。

 膝の悪い照ノ富士に勝てなかった力士ががん首を揃えても、それは「群雄割拠」にあらず。「ドングリの背比べ」が解消されるのは、いつになるのやら。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が