米国WBC2大会連続決勝進出の裏にトラウト&ベッツの献身 メジャーMVP2人は総年俸1000億円
初優勝した前回2017年大会に続いて決勝進出を果たした米国代表。
準決勝までで全体トップのチーム本塁打(10本)を放つなど、前評判通りの強力打線が機能して勝ち上がってきた。
【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)
今回の米国はエンゼルス大谷翔平の同僚で主将を務めるマイク・トラウト(31)が、昨年のシーズン中から代表チームの編成に携わった。MVP3度(14、16、19年)の主砲は球場内外で代表メンバーをまとめてきたが、今大会はもう一人のMVP受賞経験者の貢献度も高い。
リードオフマンを務めるドジャースのムーキー・ベッツ外野手(30)だ。レッドソックス時代の18年にア・リーグMVPに選出されたベッツはトラウトとの1、2番コンビで計11得点と打線を引っ張ってきたものの、1次ラウンド序盤は振るわなかった。