勝みなみは自慢の飛距離で好発進も…アマは「オープンスタンス&ドロー」真似してはいけない

公開日: 更新日:

 飛距離アップの理由はトレーニング効果だけではない。昨年の途中からスタンスをスクエアからオープンに変えて、ボールのつかまりが良くなったが、「アベレージゴルファーは絶対に真似しない方がいい」というのは、並木俊明プロだ。

「オープンスタンスのドロー打ちといえば、かつてのジャンボ(尾崎)です。オープンに構え、インサイドにテークバックし、目標の右側に打ち出すスイングは上半身の柔軟さと強い下半身が条件。身体が固い人はそもそも真似できないし、真似しても腰が止まってしまい手打ちのチーピンが出る。飛距離を伸ばすためにこんな難しいスイングに挑戦するより、スタート前に腰、肩回り、腕などのストレッチに時間をかける。関節の可動域を広げ、深く大きなトップで打つべきです。勝のスイングで真似していいのは、テークバックのときに右を向くくらい顔を一緒に動かすこと。上半身の捻転がスムーズになります」

 初日、2アンダー48位の笹生は10番スタートの2日目、2番パー5でアルバトロスを奪い、通算8アンダーでホールアウト。元のコーチを頼ってスイング改造中の渋野日向子(24)は初日の2オーバー126位から2日目は64と爆発。通算6アンダーで順位を一気にあげた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット