マスターズ特別招待の比嘉一貴は国内賞金王の意地を見せるのか、あっさり撃沈か?

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 一方で、健闘した選手もいる。大会直前に世界ランク50位以内に入り、01年大会に初出場した伊沢は、当時日本人史上最高の4位になりファンを沸かせた。ならば、賞金王で初出場の比嘉はどんな意識で難コースに臨めばいいのか。現地の取材経験がある菅野徳雄氏(ゴルフジャーナリスト)が言う。

「近年のオーガスタは距離が延び、ドライバー飛距離が300ヤード以上でなければ厳しい。平均飛距離が約285ヤードの比嘉は苦戦するでしょうが、いまさら飛距離は伸びないし、国内ツアーで経験のないアプローチを現地で練習することもない。グリーンが狙える位置に正確に運ぶことに専念し、国内で戦ってきた技術で戦って欲しい。それで予選を通らなければ、足りない技術を身につけ、再び挑戦すればいい。今回は特別招待による初出場です。思い切りプレーすればいいのです」

 158センチと小柄な比嘉が決勝へ進めば大金星だ。

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