代表監督に外国人を招くなら…欧州の一流クラブを率いた現役監督を招聘すべき
「優勝」を目標に掲げていたものの、そのプレーからは「日本代表」としての情熱や必死さ、相手を叩きのめすといった気迫はまるで感じられなかった。
選手たちは「勝負にこだわっていた」と言うかも知れない。だが、どこか淡泊で「心ここにあらず」という印象をプレーから感じてしまった。
そうした印象を受けたのが、コンディション調整の失敗などでフィジカル面、メンタル面ともに万全の準備ができなかったというのなら、それはそれでしっかりと検証して反省材料にするべきだろう。
あるいはW杯優勝が現チームの目的であり、アジアカップは「過程に過ぎない」と欧州組にとって所属リーグ、欧州のCLやELが優先され、選手たちのモチベーションが低かったとするならば、今後は海外組の参加する大会を限定すべきではないか。
また、23歳以下のパリ五輪世代組のGK鈴木彩艶、FW細谷真大に経験を積ませるためにカタールに連れて行ったのなら、いっそのこと今大会はU-23日本代表を参戦させた方が良かったのでは。