プロ野球は人材不足? なんと16人が横滑り…異例のコーチ“大シャッフル”複雑事情をOBが解説

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▼上田佳範(中日DeNA

▼小山伸一郎(楽天→中日)

川島慶三(楽天→オリックス

▼嶋村一輝(DeNA→オリックス)

▼森岡良介(ヤクルト→楽天)

▼下園辰哉(DeNA→楽天)

▼福川将和(ヤクルト→オリックス)

▼辻竜太郎(オリックス→西武

▼的場直樹(楽天→日本ハム

▼横尾俊建(楽天→日本ハム)

 実に16人ものコーチが1年の間を置かず、他球団に〝再就職〟したのだ。よほど指導力があるのか、人材不足の表われなのか。

 2球団でコーチ経験のある40代の中堅OBが言う。

「OBが指導者への転身を敬遠しているという側面は間違いなくあると思う。拘束期間は2月から11月末までの10カ月間と長く、二軍担当になれば朝7時、8時から選手と汗を流すことになる。二軍コーチの年俸は一部の有力球団を除いて、1000万円前後。僕も指導者1年目は二軍で800万円だった。もちろん、それだけのお金を一般社会で稼ぐのは大変なことだとは分かっていますが、割に合わないと感じるOBが増えているのは事実です。今は一軍でも契約金を出さない球団も増えていますから。加えて、SNS全盛の今は、敗戦の責任が誹謗中傷となってコーチに飛んでくることもある。コーチの声がかかるような選手として実績のあるOBは現役時代の貯えもある程度はありますし、進んで指導者をやりたいと思うOBが少なくなっているのは間違いありません」

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