藤圭子「女のブルース」を歌い継ぐ一条聖矢「訃報は録音翌日」
歌姫・藤圭子の自殺には日本中がビックリしたが、中でも驚いたのはこの人ではなかったか。歌手の一条聖矢(48)。彼女の代表曲「女のブルース」のカバーCDを計画し、まさにレコーディングし終えた翌日に訃報が飛び込んできたからだ。
「実は8月12日に一度歌入れは終わってました。しかし、どうしても納得のいかない部分が1カ所あって、21日に修正し、ようやくレコーディングが終了したのです。そこへ飛び込んできたのが『藤圭子さんが亡くなった』というニュース。関係者一同、本当にビックリでした」
歌手生活は今年で15周年。1999年に「過ぎた日々に」でデビューしている。65年9月、東京生まれ。複雑な家庭環境に育ち、寂しい幼少期を過ごした。
その寂しさを紛らすため、芸能界に憧れ、自ら「東京宝映」のオーディションに応募。見事合格し、「キャンパスリップ」「明星どんぶりくん」などのCMに出演するなど出足は順調だった。ドラマからも声が掛かり、「それゆけ!レッドビッキーズ」「透明ドリちゃん」「西遊記」などにも子役ながら出演を果たしている。