8年ぶり連ドラ 沢尻エリカに期待される腹黒女の本領発揮
■「キャスティングに毒がある」
「とにかくキャスティングが絶妙で、その最たるものが沢尻エリカ。見ている視聴者の大半が、けなげな役を演じる沢尻を見て“本当に一番腹黒いのは……”と察しがつくから、フィクションのドラマとして純粋に楽しめる。これは“別に発言”以降の一連のエリカ様の言動がなせる業。実年齢に近い役を演じているわりに初々しさに乏しいのはこの際、目をつむりましょう。他の共演者も、性悪な令嬢役の菜々緒にしろ、元ヤンキーにしてトップモデルを演じる佐々木希にしろ、とにかくキャスティングに毒がある。それがいい。出てくる女優すべてが代役のきかないハマリ役。ドラマとして力を入れていると思うわけです」(桧山氏)
晴れて“腹黒女”というハマリ役を得て息を吹き返したエリカ様。低迷フジにとっても久々の光明か。