家族連れで大盛況 小島よしおが今も子供に大人気のワケ
10日、「小島よしお的おゆうぎ会~smile~」が開催された。9日と2日間で3公演が行われ、幼児や小学生を中心とした家族連れで大盛況。小島よしお(33)はお約束のギャグはもちろん、教育的要素の入った寸劇や体操を披露した。途中、舞台裏で準備していた風船が突然割れるというハプニングも。破裂音に驚いた小島は「撃たれたかと思った……。こんな格好で死にたくない」とおなじみの海パン姿で怯えていた。
小島自身が「都内で一番ベビーカーが並ぶライブ」と公言する通り、昨年7月も親子連れで満席だったこのイベント。小島の子供人気は健在で、今年6月にはディズニーが運営するアニメ専門チャンネル「ディズニーXD」のイメージキャラクターに就任した。
「そんなの関係ねぇ!」「おっぱっぴー」などのギャグでブレークし、07年の「流行語大賞」にもノミネートされた典型的な“一発屋”。全国ネットのレギュラー番組はNHK(Eテレ)の「短歌de胸キュン」だけにもかかわらず、ここまで子供からの支持が根強いのはなぜか。
「小島は一発屋として生き残っていくにはどうしたらいいかを考えている。子供にとって、分かりやすい動きや変顔は最も反応が良くてマネしやすい。子供たちは動きそのものが面白ければ受け入れてくれるので、たとえ世の中ではやらなくなったとしても、“そんなの関係ねぇ!”というわけ。しかも、小島は自ら保育園や幼稚園に出向いてチラシを配ったりネタを見せたりと、一度売れた芸人とは思えない地道な活動も続けている。その姿勢が親御さんにも受け入れられているのでは」(芸能関係者)