長与千種も仰天…元悪役レスラー「バッドナース中村」の変貌

公開日: 更新日:

 さて、大阪市生まれの中村さんは高校を中退してFMWに入門。16歳だった90年12月、本名でデビューした。

「でも、それじゃインパクトに欠けると、最初、『ナース中村』に変えました。ところが、デスマッチ路線のFMWにはそぐわない。それで『バッドナース中村』に生まれ変わりました」

「ナース中村」の時は聴診器をブラ下げてリングイン。「バッドナース」になるや、鎖鎌や有刺鉄線を巻きつけた竹刀を手に入場し、一大流血戦を展開した。

「95年3月にWWA世界シングルチャンピオンになり、シャーク土屋さん率いる“猛毒隊”で暴れ、里美和さん、クラッシャー前泊さんたちと全日本女子プロレスやGAEAとの団体対抗戦を戦った。ホント、いい思い出です」

 98年にFMWを離れてからはフリーで活躍。00年6月、「古傷の頚椎のケガがしんどくなって」引退した。また、今も大阪をホームグラウンドにする女子プロレス団体「WAVE」、長与千種の「MARVELOUS」のトレーニングや試合開催に協力している。

「大阪出張でのご宿泊、宴会、各種パーティーはぜひ当ホテルをご利用ください。特に宴会関係は私が担当しており、女子プロレス仕込みの荒業で絶対に盛り上げますのでよろしくお願いします」

 大阪市内のマンションに一人暮らしだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」