たけしはともかく…芸能界の落語熱に評論家「金は取れない」
それにしても、最近はタレントや芸人の落語家転身が相次いでいる。ウッチャンナンチャンの南原清隆(50)は03年ごろから独演会を開いているし、山崎邦正(47)も「月亭方正」として落語に取り組んでいる。世界のナベアツ(45)も11年から「桂三度」として修業中だ。こうした風潮を吉川氏はどう見ているか。
「私に言わせれば、まだまだですね。お客さんからお金を取れるレベルではない。むしろ、私が認めるのは、風間杜夫、ミッキー・カーチス、高田文夫の3人。それぞれ場数も踏んでいて“玄人はだし”です。せっかくたけしさんがやるんだったら、この3人に次ぐぐらいの力を見せて欲しい」
たけしあらため梅春の高座デビューは客席の反応も上々だったという。テレビの収録とは違うライブ感覚はクセになる可能性も。ドラマ「赤めだか」の談志役も楽しみである。