「花咲舞」は早くもシーズン3決定 杏と日テレ“蜜月”の裏事情

公開日: 更新日:

■夏ドラマは「花咲舞」以外惨敗

 それにしてもなぜ、日テレはここまでして「花咲舞が黙ってない」にこだわるのか。正直、現在第3話を終了しているが平均視聴率16%を獲得したシーズン1の勢いはシーズン2には感じられないのだ。

「視聴率が20%に達しなくてもコンスタントに13%以上の数字が取れるコンテンツだからです。ネタは無尽蔵にあり、ドラマは半永久的に展開できる。まさに過去に日テレが放映していた『太陽にほえろ』と同じ制作構造なんです」(芸能プロ関係者)

 現在、日テレが勝負に打って出た松山ケンイチ前田敦子が出演するドラマ「ど根性ガエル」は回を重ねるごとに数字を落とし、視聴率6%台をマーク……。さらに、初回こそ視聴率16%超えを記録した「デスノート」もいまや“シングルベル”。日テレドラマは「花咲舞が黙ってない」以外、実は大惨敗を喫していたのだ。

「とにかく安定したドラマソフトを開発したい。モデルはテレ朝の『相棒』と『ドクターX』です。放映すればコンスタントに安定した数字が取れる。ドラマが強くなれば日テレの視聴率3冠王は今以上に盤石になる」(関係者)

 日テレの杏“詣で”はしばらくは続きそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末