NHK初の女性会長も現実味 有働由美子が描く“未来予想図”
“ひるイチ”も冴えまくり――。NHKアナウンサー有働由美子(46)が9日、同局で昼すぎに行われた「特集ドラマ 2030かなたの家族」(26日21時~、総合)会見に進行役として出席。レギュラー番組「あさイチ」の生放送が台風18号関連ニュースで飛んだためか、元気を持て余してうずうずしている様子の有働は主演の瑛太(32)をはじめ、主要キャストの小林聡美(50)や渡辺美佐子(82)を絶妙のアドリブ交じりでもり立てた。
もちろん、関西人らしく笑いも欠かさない。15年後の2030年という近未来を舞台に家族のあり方を考えるドラマの内容だけに、演出担当者に向かって「ドラマの中では2030年のNHKが描かれていなかった。職員としては(行く末が)気になるところですが、15年後にNHKがなくなるということはないですよね?」と、報道陣が喜びそうな自虐交じりのクエスチョン。最後には自身がMCを務める翌週(10月3日)放送の連動企画のドキュメンタリー番組について触れ、「こちらの方も告知いただけると、大変励みになります!」と笑顔で締めくくったのだった。
「有働サンにとってこれくらいの会見は“昼メシ前”。長らくライバルと目されてきた青山祐子アナが第1子、第2子と立て続けの出産で長期離脱する中、局内で確かなポジションを築いている。年間最大行事である大晦日の紅白歌合戦を何度も仕切っている彼女にしてみれば、ドラマの会見くらいは台本なしでもお茶の子さいさいです」(NHK関係者)