「あさが来た」の演技に絶賛の声 12歳・守殿愛生の逸材ぶり
初回(28日)視聴率が21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と幸先のいいスタートを切ったNHK朝ドラ「あさが来た」。波瑠(24)演じるヒロインのモデルは三井一族の子女で、のちに日本女子大学創立に尽力した明治期の女傑・広岡浅子。「カーネーション」(コシノ3姉妹の母)や「花子とアン」(翻訳家村岡花子)同様に実在した人物を描く“実話モノ”として、放送前から下馬評は高い。
幼少期が描かれている第1週。ヒロイン・あさを演じる有名子役鈴木梨央(10)に劣らず、存在感を放つ美少女がひとり――。姉のはつ役を演じる守殿愛生(12)である。青年から成人期を演じる宮崎あおい(29)の子供時代なのだが、凛としたたたずまいとその透明感はテレビ画面からビシバシ伝わってくる。ネット上では「かわいい」「演技がうまい」などと絶賛する声が後を絶たないのだ。
現在中学1年生の守殿は小学1年から芸能界入りし、出身地の大阪や関西圏を中心に活動中。「サカイ引越センター」のCMの女の子であり、映画「利休にたずねよ」(13年公開)や、先月放送されたドラマ「経世済民の男 小林一三」(NHK)では主人公の娘役(幼少期)に起用され、ここ1、2年でメキメキと頭角を現している。