芸歴は10年目 朝ドラ新ヒロイン波瑠のブレークが遅れたワケ

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 9月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに、女優の波瑠が起用されることになった。これまで「てっぱん」「純と愛」「あまちゃん」と、3回NHK朝ドラのオーディションに落ちていたが、4度目の正直で2500人を超える応募者の中からヒロインの座を射止めた。

 この発表から間もなくして、波瑠が12年から務めてきた雑誌「non-no」の専属モデル卒業を発表し、「これからは映画ドラマの仕事で頑張ります」と“女優専念宣言”。並々ならぬヤル気を表明した。

 一方のNHKの力の入りようもハンパじゃない。本来なら4月スタートの「まれ」の宣伝に力を入れるべきこの時期に、9月のヒロインをお披露目。しかも、東京と大阪で同時にお披露目会を開くのも異例。担当プロデューサーも「願っていたヒロイン像ができるなと確信を持っている」と、波瑠との相思相愛ぶりをアピールした。

■美貌に知名度が追いついた

 91年、東京生まれ。まだ23歳だが、中学生で芸能界入りしており、06年にWOWOWドラマ「対岸の彼女」で女優デビュー。芸歴は10年目を迎える。これまで「救命病棟24時」「いねむり先生」「BORDER」「ごめんね青春!」など多くのドラマや、映画、CMに出演し「平成の夏目雅子」とも称されるほどの美貌だが、知名度がイマイチ追いついてこなかった。

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