大沢樹生にも批判の声 “実子裁判”が役者人生にもたらす影響
ブームはやがて終わる。光GENJIも約8年の活動で解散した。7人はそれぞれ個人として再出発したが、華やかだったアイドル時代とはかけ離れたものだった。メンバーの大半が芸能界の一線から退き、地道な活動になっていた。業界でいうところの「アイドルに特化したグループは個人となると弱い」という現実に直面したのだ。メンバーだった諸星和己は後に雑誌で「歌番組で他の歌手の歌を聴いていたら、とてもかなわないと思った」といったニュアンスの話をしていた。
大沢は俳優に転じた。当初、順調に仕事をこなしていたが、最近は単発ドラマの脇役が多く、役者としての立ち位置も微妙になっていた。そんなさなかの今回の裁判。今後の役者人生にどんな影響をもたらすのか――。
(ジャーナリスト・二田一比古)