億単位の赤字でも…吉本が「沖縄映画祭」にこだわる理由

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「やろうと思ったら予算が……」

 自ら苦しい懐事情を開陳したのは吉本興業の大崎洋社長。来月21日から始まる「『島ぜんぶでおーきな祭』第8回沖縄国際映画祭」概要発表会見が15日に開催。映画祭実行委員長として登壇した大崎社長は、過去7回まで3月に開催されていた映画祭が4月に変更されたことについて、淡々とした口調でこう言った。

「3月にやろうと思ったら、今期の当社の予算がギリギリいっぱいだった。かといって(映画祭を)やめるわけにもいかず、4月にしたら来期の予算でいけるんちゃうかとなって、4月になりました」

 いかにも吉本らしい理由を告白したが、会見のMCを務めていた「ガレッジセール」のゴリ(43)は思わず「社長、こういう場所で言うべきなんですか」とツッコミ。すると社長は「非上場になったからええんちゃう」と自虐的に笑い、

「4月は沖縄も暖かくなってきてやりやすいんですが、女優さんは『日に焼けるから嫌だ』という人もいて。そんなら来るな! と言いたい気持ちはあるんですけど、言いません」と言うと会場は大爆笑。

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