低視聴率の原因か 江口洋介“あんちゃん”キャラの大誤算
「家政婦のミタ」など大ヒットドラマを手がけた人気脚本家・遊川和彦氏のオリジナル脚本ということで、放映前から「最低2桁は確実」と下馬評が高かった「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)が、第3話で8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と早くも1桁視聴率に落ち込んだ。
その“戦犯”と目されているのが江口洋介(48)だ。
江口が演じるのは、主演の尾野真千子(34)の夫役で、底抜けに明るい不動産会社の営業マン。とにかく困っている人を見ると世話を焼かずにはいられないタイプ。困難な里親認定を続けるかと児童相談所の担当者に問われるシリアスな場面で、「OK牧場!」と寒いギャグを平然と飛ばしてしまうキャラを演じている。これが浮きまくっているのだ。
20年以上前に大ヒットしたドラマ「ひとつ屋根の下」の“あんちゃん”を彷彿させるようなお人よしでハイテンションな役柄に、当初は期待する声が多かった。しかし、蓋を開けてみたら評判が悪すぎた。放送終了後のツイッターでも“江口のキャラが浮きまくっててイライラする”との感想が多かったのだ。