「一度、蜂の巣に…」 山路徹氏が“ゲス川谷”の不倫に言及
「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音くんは、ベッキーさんほどの人気タレントと恋に落ちながら、不倫を貫く覚悟がなかったのだろうし、まあ何も考えていなかったんでしょう。ただ、謝罪せず逃げたのは良くなかった。謝罪はいっときの恥、逃げは一生の恥。一度、蜂の巣にならないと世論は変わらないんです。
よく「世間に謝る必要があるのか」と議論になるけど、八百屋のおっさんが不倫したわけじゃない。芸能人は構築されたイメージを糧に生きているわけで、そのイメージとのギャップに世間が怒るんです。「ベッキーはオーガニック系の健康食品だと思っていたのに、添加物バリバリだった」と。食品の偽装表示と同じです。そういう自分の立場をわきまえておかないと仕事に影響が出てしまう。
僕も(自分の不倫)騒動の前までやっていた各局のニュース番組の制作ができなくなりました。代わりにバラエティーの仕事が増えましたが(笑い)。騒動を起こせばそうやって、シフトチェンジしなきゃいけなくなるんです。でも起きてしまったことは仕方ない。考えるべきは、どうやってその騒動を自分に取り込んでいくか。むしろ生きていくための新しい“ツール”として捉え直すべきだと思います。