細川たかしまで…大物歌手が続々「紅白卒業」の裏事情
演歌歌手の細川たかし(66)が21日付の日刊スポーツ紙上で、今年のNHK紅白歌合戦の出場を辞退することを明かして話題だ。出場すれば40回の“メモリアル”となったのだが、細川は「(紅白は)最大の夢。でも枠は限られているし、世代交代も必要です」などと説明した。
紅白を巡っては、ここ数年、ベテラン歌手たちがドミノ倒しのように卒業を表明している。13年には北島三郎が記者会見を開き、50回目を機に紅白から引退することを明言。さらに昨年は、森進一が公式サイトで紅白から身を引くことを表明した。音楽評論家の富澤一誠氏はこう言う。
「平均視聴率が70%近くあったころの紅白では『落選』となると、“歌手人生が終わった”というくらいの影響力がありましたが、今はそこまでではない。紅白に出なくても、やっていける歌手はやっていける。逆に落選する前に“卒業”したほうが、世間的には『度量が広いよね』となる。ベテラン歌手本人たちも、引き際を考えているでしょうから、今後こうした動きは続くと思います」
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