“盟友”コロッケと芸磨き 葉月パルの下積みショーパブ時代

公開日: 更新日:

 20歳の時に、渋谷のショーパブを訪ねたんですよ。忘れもしない、ドアを開けた瞬間、スタッフがちあきなおみの顔マネして立ってた。それが売れる前のコロッケ。お客が来るまでちあきなおみの顔でずっと待ってて、脅かしたらしい(笑い)。

■コロッケとショーパブで働いて強くなった

 店で歌マネやらしてもらったら、社長から「君はおもしろいからうちで働きなさい」と。それがショーパブ人生の始まりです。その店ではコロッケと一緒に働いてて、彼は顔や振りをマネるエアモノマネで、僕は歌マネが得意だったから「歌マネ教えるから、顔マネ教えて!」とお互いに教え合ったり、ふたりでネタを作ってたね。

 酒は強くなったね。ショーをやってない時間は接客するから“お客のボトルを空にしてナンボ”の世界。バブルが始まった時期で、芸人のスタッフに飲ませるのが好きな金持ちのお客が、氷を入れるアイスペールにヘネシーとか高いブランデーを満タンに注いで、周りに万札を8枚くらい張り付け、「飲み切ったらこの金やる」とか言うんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」