松本人志が触れた矛盾と違和感 芸能メディアに変革の予感
逆に扱えないケースの典型が「文春」の新年号で報じた嵐の松本潤(33)の女性スキャンダル。毎週のように「文春砲」と記事を紹介していたテレビなどは沈黙。松本の言を借りれば、「なんであのニュース扱わないの」ということになる。
取材の基本はニュートラル。相手がだれでどんな事務所の力関係があろうと、十分な根拠になる取材ができたなら報じる。そんな当たり前のことを「文春」はしているだけ。他のメディアは「文春」が報じたことをまた報じるのだが、それも相手や事務所によって報じないこともある。ネット社会では誰もが覚える矛盾と違和感。松本の言葉は芸能界とメディアに対する問題提起だとも思う。芸能メディアに新たな変革の予感漂う年明けになった。