元・三木道三さん 引退の真相を語る「寝たきりだった」
「実は、売れた当時は音楽の知識が全然なかったの。コードもキーも小節もよく分かってなかった(笑い)。だから、曲を提供したり、スタジオで曲をアレンジしたりすると、知識がないからコミュニケーションがうまく取れなかったんよ」
音楽の知識がなくてもレゲエミュージシャンとして活躍できたのは、リズムを重視する“ラップスタイル”だったからだとDOZANさん。
「極端な話、リズムに合わせて歌えば成立してた。リズム感や音感は必要やけど、知識はなくてもよかったの。でもプロデュース業はそうはいかない。だから勉強したわけ。そこで『音楽はこうなっていたのか!』ってやっと分かった(笑い)」
現在は音楽への理解が深まり、画像から音楽を自動生成するソフトの開発に音楽担当として携わるなど、新しい取り組みにもチャレンジしているそうだ。
■人気絶頂で突然の引退、一時は“死亡説”も……
さて、DOZANさんは、関西の大学在籍中にレゲエに目覚めて音楽活動を開始。