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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

キムタク新ドラマに豪華共演陣 今年も続く周囲のお膳立て

公開日: 更新日:

「ご自分の仕事を大事にし、なにごとにも捉われず、意思を貫いて活動されている」というのが起用の理由。広告のメインコピーは「わたしは、私。正解は、ない。『私』があるだけ。」。そこには、〈世間の常識や会社の空気に自らを委ねるのではなく、自らの頭でアクションする〉の意味合いが込められているそうだ。

 確かに、木村はSMAP解散後、「わたしは私」を貫いているように思えるが、ドラマを見る限り、周囲(会社)がしっかりとお膳立てしたようにも見える。新ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)は豪華共演者に加え、高視聴率を上げた「ドクターX」で視聴習慣がついている枠。これも策の一環だろうが、比較されるという重圧も背負うことになる。

 8月公開予定の映画「検察側の罪人」では嵐の二宮和也(34)が共演して人気をサポートする。「今年こそ大ヒット作を出して、役者としての地位を確立させたい」。そんな思いが木村の周囲からも透けて見えてくる。

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