東京ラブストーリー再放送 視聴率「SUITS」超えの可能性は

公開日: 更新日:

 その織田と鈴木コンビは、10月8日スタートの月9「SUITS/スーツ」で27年ぶりに共演。今回の再放送が新ドラマの話題づくりなのは明らかなのだが、「主客転倒にならなきゃいいんですが」とフジテレビ関係者はこう漏らす。

「月9の平均視聴率は、直近の『絶対零度』こそ何とか10%台に乗せましたが、この2年は、ほとんど1ケタ台と低迷しています。平均で23%近い東京ラブストーリーは、まさにケタ違い。話題づくりのはずの東京ラブストーリーの再放送の視聴率の方が新ドラのSUITSより上なんて結果になったら、シャレになりませんよ。夕方の再放送なので“ない”とは思いますが、ネットのすごい盛り上がり方を見ていると、不安になってきますね」

 前出の源氏が言う。

「当時はガラケーもないし、連絡手段は家の電話か公衆電話。ささいなことで男女がすれ違い、悲劇が生まれて物語が大きく展開した。そういう時代だったから、東京ラブストーリーの“突然おでんを持ってやって来る女の破壊力”にボー然としたものです。不自由だからこそ盛り上がる濃い恋愛ドラマは、40代、50代女性には懐かしくも切なく思えるでしょうし、スマホがあって当たり前の世代には逆に新鮮に映るかもしれませんね」

 テレビ朝日系の「相棒」シリーズのように、再放送でも10%程度の高視聴率を稼ぐ例はある。ちなみに、東京ラブストーリーの前回6回目の再放送(04年)は、最高視聴率7・5%(平均5・3%)だった。いざフタを開けてみたら……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が