主演俳優ノーギャラ…「カメ止め」28億円ヒットの裏の悲哀

公開日: 更新日:

 興収28億円を超える大ヒットとなった日本映画「カメラを止めるな!」の主演俳優、濱津隆之(37)がノーギャラだったことを明かし、話題だ。

 製作費300万円の低予算でスタートしたことは知られているとはいえ、出演料ゼロ円では俳優業は立ち行かない。日本テレビ系「行列のできる法律相談所」にゲスト出演した濱津はバイト生活をしているとし、現在は「ラブホテルで風呂場をひたすら清掃しています」などと語った。母親と2人で実家に暮らし、彼女は10年以上いない。たくあんとご飯が好きな一方、「死ぬまでに高級な肉を食べてみたい」とグルメへの憧れを吐露していた。

 濱津は埼玉県出身で大学卒業後、1年間のアルバイトで稼いだ資金を元手に吉本興業の芸能学校「NSC(吉本総合芸能学院)」に入学。お笑いコンビを結成したり、DJになったり、紆余曲折あって、30歳目前に役者を志望。その後フリーとして、小劇場を中心に活動してきた。

 後の売れっ子役者も下積み時代はアルバイト三昧の貧乏生活――芸能界ではよくあるエピソードだが、芸能プロデューサーの野島茂朗氏が言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末