ラーメン“全部乗せ”状態…「下町ロケット」の巻き返しは?

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 テレビ朝日の「相棒」(水曜夜9時)と「リーガルV」(木曜夜9時)が平均視聴率16%台という高水準で1、2位を争う、秋ドラマの視聴率レース。それを13%台で追うのが、阿部寛(54)主演のTBS「下町ロケット」(日曜夜9時)だ。

「今どきの連ドラで平均13%台というのは、数字上は合格点かもしれませんが、TBS局内からは『こんなはずじゃなかった』なんて嘆き節も聞こえてきます」(テレビ誌記者)

 確かに、2015年に放送された第1作の平均は18・5%、最終回が22・3%という数字と比べると、見劣り感は否めない。池井戸潤原作の人気シリーズだけにネットの書き込みも多く、おおむね高評価だが、最近は「見ていてイライラする」「疲れたのでもう見るのやめます」というネガティブな意見も増えてきた。

■制作陣と視聴者の感覚に微妙なズレ

「理不尽な圧力や裏切りに遭いながらも、“ものづくり”の原点を崩さずに仲間たちと夢に向かって突き進むという基本は前作と同じですが、“盛り過ぎ感”“引っ張り感”は否めませんね」とは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。

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