江藤あやさん<3>お金で仕事が認められる社員のありがたさ
アルバイトや派遣などで数々の仕事をしてきた私ですが、中でも一番印象に残っているのが、不動産系の建設会社での仕事でした。派遣スタッフとしてマンションの内覧会のアテンダントの仕事をすることになり、その会社と出合ったのです。アテンダントの仕事は、室内のインターホンなど主に設備機器についてお客さまに説明するというものでした。
もともと住宅やインテリアに興味があったので楽しい仕事だったのですが、それ以上に、マンションというのは一世一代の大きな買い物。その人生の一ページに立ち会える仕事ということに充実感を感じました。
その仕事をやっているうちに、「内覧会のマネジャーの仕事をやってみないか?」と話を頂き、面接する流れに。それに通って、最初は正社員ではなく登録スタッフとしてマネジャーをやることになりました。
充実感を覚えながら仕事をさせていただいているうちに、事業主さんからご指名いただくようになり、スタッフの方々から「江藤さんの現場なら入りたい」と言っていただくことが増えました。すると「社員になってほしい」と声がかかったんです。