「すぐに帰ろうと」福岡を愛する博多華丸が上京を決めた日
「いつか、東京のテレビで博多弁をしゃべりたいっていうのが、僕の最初の目標」(博多華丸/フジテレビ「ボクらの時代」1月20日放送)
博多華丸・大吉といえば、その名の通り、福岡を愛するコンビ。漫才でも博多弁を使っている。その理由を聞かれた博多華丸(48=写真)は「もう完全に陣内孝則さん(の影響)です」と同郷の先輩の名を挙げた。
陣内が主演した1989年のフジテレビの月9ドラマ「愛しあってるかい!」。そこで「博多から明太子ば届いとるけん、食うばい」などと博多弁で掛け合っていたのだ。華丸がそれを見て掲げた目標を語った言葉を今週は取り上げたい。
福岡愛が強いコンビのうち、特に華丸にはそのイメージが強い。だが、先に福岡から出たいと言い出したのは華丸だった。
福岡よしもとの1期生としてデビューした2人。当時は、ローカル芸人が少なかったこともあり、デビュー翌年には福岡でレギュラー番組を持つなど重用されていた。30代の頃には、福岡のトップタレントとしての地位を確かなものにしていたが、その中で大きな不満も抱えていた。