梨花ブランド全閉店も…アパレル業界が“勝ち組”と呼ぶワケ
■ハワイ生活で今後も安泰
梨花はハワイで過剰な化粧も高価な服も不要な“シンプル生活”に転身。今のブランドとは志向が矛盾し始めていたが、モデルとしてのカリスマ性はさらに高まっているという。
「ハワイで『脱アンチエイジング』にキャラ変したのは大成功。芸能人は劣化を恐れて美容整形などアンチエイジングに注力し、結局は劣化とともに仕事が減りがちです。そこを年を重ねることもよしとする“ハワイ”という環境と世界観を打ち出し、タレント寿命を確実に延ばしました。ここでいったん仕切り直したことで、新たな展開も可能です」(ファッションジャーナリスト)
金銭面でハワイから帰国せざるをえないという報道も出ていたが、インスタのフォロワー数は1500万人と圧倒的。「以前からさまざまな事業を手掛けていますし、遊んで暮らせるほどの資産はあるはず。むしろ梨花は、ビジネス的にはヒット&アウェーの“勝ち組”といわれています」(前出のアパレル関係者)という。
ハワイにいたほうが日本のアパレル市場が冷静に眺められるのかもしれない。