梨花ブランド全閉店も…アパレル業界が“勝ち組”と呼ぶワケ
モデルの梨花(45)が先日、自身が手掛けるファッションブランド「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」を年内で全店閉鎖すると発表。芸能マスコミは一斉に“タレントブランドの難しさ”と梨花自身の“賞味期限切れ”を報じたが、アパレル業界の反応は真逆。「勝ち組」「勇退」と受け取られているという。
「ブランド母体のJUNから、梨花側に引き留めの申し出があり、猶予期間を設けたという噂です。そもそも(猶予期間の)10カ月も売れる見込みがあることがすごい話。今、アパレル業界は体力がなくなり、売れなければ『そういえばあのブランド消えたね』って言われて終わり。閉鎖を公言する必要すらない」(アパレル関係者)
梨花ブランドの母体、JUNは60年代のトラッドスタイルで一世を風靡したアパレル大手。梨花はその傘下で全国6店舗を展開。オープン当初は入店制限するほど大盛況で、商品を買うと別途購入できるエコバッグが人気で、バッグ欲しさに約500円のクリアファイルを購入するという逆転現象が続いていた。
「今はフリルつきの布バッグなど“ロゴ入り雑貨”は人気で、街中でもよく見かけます。単価は安くとも確実に売れるから、JUNとしては手放したくない。要は梨花がアパレルに飽きて、ハワイの生活と子育てにシフトしたんだろうともっぱらです」(某デザイナー)