著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

酒気帯びで自殺説まで…ビートたけし「バイク事故」の衝撃

公開日: 更新日:

 事故の前年に親友のアナウンサー、逸見政孝さんががんで亡くなっていた。逸見さんもたけしも、当時自宅は世田谷区の東急大井町線尾山台が最寄り駅というご近所さんでもあり、享年48という逸見さんの死に相当のショックを受けていたらしい。

 たけしは「家に帰っていない」と公言し、愛人をつくっては別宅住まいをしているように語っているが、元漫才師の幹子夫人をないがしろにしてきたわけじゃない。

 バイク事故以降も毎週金曜日は夫婦で食事を共にし、1月18日のたけしの誕生日には毎年たけし軍団の弟子らを招いて夫婦で内々のパーティーを開き、そこで幹子さんが手料理でもてなし、最後に見送るといった慣例があった。

 同棲を経て1983年に入籍して以来、近所のスナックでアルバイトをして駆け出し時代を支え、長男長女を育て上げてきたのが幹子さんだ。一体、本当のところはどうなのか、何度も直撃取材を試みた。

 最初はノーコメント。それでも質問を続けると、こちらをじろりと睨んで、「お話しすることはありません」と声を張り上げた。怖い。それでも、たけしが「オフィス北野」から独立し、今の愛人とされる18歳年下のA子さんとの新事務所を設立、公私ともにパートナーにするようになると、少し声色も変わっていく。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで