元ワンギャル須之内美帆子さんがマレーシアに移住したワケ
だが、15年に妊娠したのを機に2店舗とも閉店。16年2月に女児を出産して「大人の事情」(須之内さん)でシングルマザーを選択するや、同年に育児をしながら経営できるインターネット通信販売会社を立ち上げた。
「最初、果物や野菜用のオーガニック洗剤を扱っていたのですが、今は海外で買い付けた洋服やファッション雑貨をメインに、『9Style』のブランドで販売しています。新商品を必ずご購入してくださる常連さまもいらっしゃって、少しずつ売り上げは伸びてますね」
実店舗を持たないのも転居のハードルを下げた。ネット通販の強みでもある。
「マレーシアには、9年後の娘の中学進学時期までいるつもり。その時点で、帰国するか定住するか決めたいと思っています」
“孟母三遷の教え”を地で行く須之内さん。ママは強し! だ。
(取材・文=高鍬真之)