「世界陸上」にしがみつく織田裕二 あの絶叫はまた封印か
15年の北京大会から織田がせわしなく世界各国に飛び、有力選手たちのインタビューをするようになったのも、陸連との約束があったためだ。
今大会直前の会見で、織田は自分にとって世陸の中継は「腐れ縁じゃないですけど……」と苦笑いを浮かべ、「まさかこんなに長いことやるとは夢にも思っていなかった」と口にした。そして間髪を入れずに「競技の奥深さが少しずつ分かってきた……」と意味深なコメントも付け加えた。
どうやら織田は21年の米ユージン大会以降もMCを続けるつもりのようだ。ただ、筆者としてはあの「キタ~!」をもう一度聞きたい。ファンの期待を裏切ってまで世陸のMCにしがみつく必要があるのだろうか。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)