「世界陸上」にしがみつく織田裕二 あの絶叫はまた封印か
織田がグラウンドでリポートをしている最中に陸連幹部がテレビカメラの前を横切った。その幹部に向かって織田は「あっ、邪魔邪魔……そこどいて!」と生放送中にやってしまったのだ。
これに陸連側は激怒し、TBS側に抗議する事態に。その後、陸連側、TBS側、織田側の3者間で何度も話し合いの場が設けられたと聞く。
そして最終的には①陸連が陸上を取り巻く現状について設けた勉強会に織田が出席する②大会前には織田が実際に複数のトライアルレースを観戦して選手にインタビュー取材などをする③世陸の出演料および拘束料のギャランティーを半分に減額する、といった解決案がTBS側から陸連側に提示されたといい、結果的に織田側が折れる形となった。
その後、「女性自身」(13年6月18日号)がそれまで3000万円だった織田のギャラが1500万円に大幅減額されたと報じ、同年のモスクワ大会以降、織田は「キタ~!」を完全封印。スタジオでもすっかりおとなしくなり、ハイテンションな織田のMCを楽しみにしていた視聴者をガッカリさせた。