連ドラ1クールで1000万円も 脚本家ギャラには泣きどころが

公開日: 更新日:

 この冬のゴールデン・プライムタイムの連続ドラマは、医者ものと刑事・探偵ものがそれぞれ6本で計12本も並び、小説やコミックの原作ものも7本と多い。

「近ごろは重厚な長編より1話完結のスタイルが人気ですが、病院や警察を舞台にしたドラマは、毎回違う病人や犯罪を登場させれば新しい展開ができるので、作りやすいんです。
また、原作ものが多いといっても、かつてのように名作や評判作品をそっくり映像化するのではなく、主人公と物語の設定だけをいただいて、新しいエピソードを盛り込み、話を膨らませる“原案”スタイルが増えています。いずれも、視聴者を飽きさせないつかみのうまさ、スピード感のある物語が求められ、脚本家の力量にかかっています」(番組制作会社幹部)

 その脚本家たちは、テレビドラマでどのくらい稼ぐのだろう。日本脚本家連盟は、NHKとはテレビの全国放送30分における最低脚本料は19万円で合意している。もちろん、夜の連続ドラマを依頼されるような人気脚本家の場合は、これよりずっと高い。平均すると1話(45分)60万~100万円。1クール(9~11話)なら600万~1000万円である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末