広瀬アリスが「七人の秘書」の撮影現場で見せた粋な心配り

公開日: 更新日:

■10月の合同誕生日会で共演者にプレゼント

 役どころに関しての所作指導は珍しくないが、細部に至るまでのこだわりは、「ドクターX」の演出の特徴ともいえる。

 高視聴率を支えるもう一つの要因は女優たちのチームワークの良さ。象徴的なエピソードが、クランインから約1カ月後に行われた10月生まれの3人の女優の“合同誕生日会”だ。幹事を務めた広瀬は「一つのドラマの撮りで出演者の3人が同じ誕生月って、ほぼほぼこれは奇跡です」と挨拶。そして、広瀬から木村、菜々緒、大島にプレゼントを手渡した。

 木村には「料理をなさると聞いたので」とミトン(鍋つかみ)をプレゼント。大島には、広瀬が収録現場で使っているものと色違いのモコモコ・サンダル、そして、菜々緒には「これで寒い夜は温まって下さい!」と、セクシーポーズの大根の形をした抱き枕を贈った。

「ドラマの収録では、こうしたカメラが回っていないところでの演者同士の交流が芝居に影響を及ぼします。30代前後の脂が乗った女優ばかりだと、現場は何となくギスギスしがちなんですが、この『七人の秘書』に限ってはそういった空気はありません。女優同士が伸び伸びと楽しんでいます。そうした空気が視聴者にも伝わっているのでしょう」(前出・テレ朝関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド