ハブvsマングースは水泳大会に…生き残るのに必死なんです
みなさん、どうも真栄田です。生きているといろんなことが起きて、それに対応する手段を考えていきますよね。でも、その考えた手段が「おまえ、それ合ってるんかーい!?」ってなることも。
昔、沖縄で天然記念物の鳥、ヤンバルクイナが絶滅の危機になりました。原因は、ヤンバルという自然豊かな土地が少しずつ近代化して、道路が造られて、道路に出てきた飛べない鳥、ヤンバルクイナが車にひかれること。そして、一番は天敵のハブの存在でした。「このままではヤンバルクイナが危ない!」。そう思った沖縄の偉い人たちは会議を重ね、「ヤンバルクイナの天敵がハブなら、ハブの天敵がいれば!」と、ついに救世主になり得るであろう生物、「マングース」を見いだし、すべてを託しました。
そして、打倒ハブ戦の日、新人藤井聡太ならぬ期待の新人マングースをヤンバルの野に放った瞬間、偉い人たちは一斉に大声で叫びました、「やばい! マングースがヤンバルクイナを食べてる! ハブよりヤンバルクイナが好きみたい」と。
マングースは今、ほぼ無敵状態でヤンバルに君臨しています。ハブとマングースといえば、沖縄の観光地で「ハブ対マングース」の決闘のことは皆さん聞いたことがあると思います。しかしあれも昨今の動物愛護の観点から廃止にせざるを得なくなり、また偉い人たちが考えて考えて新しい対決を生み出しました。それが「ハブ対マングースの水泳大会」です。見たことありますか?