著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

打ち切りの経験はまだありませんが聞くところによると…

公開日: 更新日:

 年度始めですね。会社では人事異動や新入社員の入社があってとバタバタしながらも初々しい雰囲気が漂ってるんでしょうか。テレビでも新番組が始まってるのでちょっと様子見でザッピングしながらまだ定番が定まらない感じの私です。

 私のやってるFMNACK5の昼帯ラジオ番組が始まったのは2011年4月でした。2月初旬に新番組のスタッフが集められ顔合わせ。この時点で今やってる番組のスタッフは打ち切られることを知ってるわけですが、ラジオ局に打ち合わせに行くとそのスタッフやパーソナリティーと会っちゃうんですよね。正直気まずいです。スゴい広いテレビ局ならそんなバッティングもないんでしょうがNACK5はワンフロアしかないので隠れようがありません。後妻が前妻の住んでる家に乗り込んで引っ越しの準備を始めるようなもんです。というか現在の体制の転覆を図るクーデター組織のような世を忍ぶ影の存在。

 とはいえ終わる側よりは良いのかもしれません。これから必ずいつかは訪れる番組打ち切り。まだ経験はありませんが聞くところによると打ち上げで「またこのメンバーでいつか番組やろうぜ!」と言って実現したことは全くないらしいです。そりゃそうです。何かが欠けてたから終わるんだから次のメンバーは誰かが削られ誰かが足されてるはずです。卒業という名の学校(番組)は残って生徒(タレント)だけお払い箱は避けたいですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末