吉田類が語る「酒と愛猫ララとの日々」コロナで家飲み派に
この僕がこんな毎日を送るとは…
「時々つまみをやっていたから栄養過多になってしまい、それはとても反省しています」
いま、ララにはもちろん塩分なしのキャットフードしかあげていない。時代は健康志向なのだ。猫を取り巻く環境も、類さん自身の生活も。
「僕はステイホーム中、朝5時に起きて野鳥のさえずりを聞き、掃除をして植物の水やりをする生活を覚えました。酒ではなくお茶を丁寧に入れ、時間があれば裏山に登ります。この僕がこんな毎日を送るとは、自分でもびっくりです」
登山は昔からの趣味だったとはいえ、酒場がフィールドの類さんの生活が激変だ。
「以前は旅から旅への毎日で、身近なものたちに目を向ける余裕はあまりありませんでした。図らずもコロナのせいで『ゆとり時間を手に入れた』ともいえますね」
家で過ごす時間もオツなものだと類さんは笑う。それはコロナのケガの功名でもあるし、ララという魅力的な若い“女のコ”のおかげかもしれない。
「ララはいま3歳で、人間でいえば28歳くらいかな。妙齢の女性、といったところでしょうか」
ララとは、とある町のペットショップで出会った。道を歩いていたら目が合い、体の具合が悪いとわかって引き取ったのだという。
「僕は猫に育てられたと言っても過言ではないほど、子どもの頃からいつも猫と一緒にいました。だから猫の気持ちも体の様子もわかるんです」