比嘉愛未「2行のセリフ」が言えなかった駆け出し時代

公開日: 更新日:

■「人生最悪の経験」

 しかし、こうした高い演技力は決して天性のものではなかったようだ。10年ほど前、比嘉は雑誌で、たった2行のセリフさえまともに言えなかったデビュー当初の苦い経験について語っている。

「私は“挫折”から入ったんですよ! 元々、地元でモデルをしていたんですが、たまたま映画に出る機会をいただいたんです。自分では『簡単にできるだろう』って思ってたんですけど、実際にやったら、まったくセリフが言えなくて……。(中略)17か18(の頃)ですね。2行くらいしかない短いセリフなのに、まったく出てこないんですよ。真っ白になっちゃったんです。それで、何回もNGを出しちゃって、みんなに迷惑をかけてしまって……。人生最悪の経験でした」(「CIRCUS」2012年2月号)

 比嘉はこう続ける。

「このまま沖縄にいたらダメになる。自分にリベンジしないと! って思って、親に土下座して頼んだんですよ。女優になるために(東京に)出させてくださいって。生まれて初めて、本気で土下座しました」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末