人生の苦楽を穏やかに受け入れる岡野陽一のパチンコ哲学
「パチンコ屋っていうのは、いつも一定の気温に保たれてます」(岡野陽一/「さんまのお笑い向上委員会」6月5日放送)
いまや“借金芸人”として有名な岡野陽一(39)。その額はテレビに出演するごとに増えていくかのようで、最近では1200万円に達しているらしい。そんな岡野が「自分の知人でも、借金が膨らんだ人が『季節を感じなくなった』って言う方がいらっしゃるんですけど、季節は感じるもんですか?」と聞かれ、しれっと答えた言葉を今週は取り上げる。体感では「夏が一番寒いので気をつけてください」と補足した。
よく自分のルーツを「○○出身」と表現するが、岡野は自らを堂々と「パチンコ出身」と断言する。京都産業大学に進学するも1日で講義が嫌になり、代わりに入り浸ったのがパチンコ屋だった。そこからパチンコを中心にギャンブルなど浪費癖がついてしまい、学生ローンを皮切りに借金を重ねることになってしまった。
ついには借金の“担保”を求める「三鷹の大口の友人」に「木曜日の人権を渡した」(テレビ東京「ゴッドタン」20年10月10日)。1週間のうち木曜日は岡野に自由はなく、その“債権者”に渡しているのだ。