著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<20>ドン・ファンと大阪の愛人の逢瀬にテレビが密着取材を

公開日: 更新日:

「野崎幸助さんの密着取材ができないかってテレビから相談が来ているけど、どうします?」

 講談社の広報担当から連絡が来るようになった。最初に申し込んできたのはフジテレビの番組を制作している制作会社のディレクター、スーさんだった。30代後半のスーさんは飾らない人柄で、何度か打ち合わせをするうちにウマが合って親しくなった。

「愛人と逢瀬を楽しんでいる様子を撮りたいんです。もちろん、愛人の顔にはボカシを入れますので」

 スーさんのリクエストは2日間ほどドン・ファンと愛人の生活に密着をしたいというものだった。そりゃあ視聴者が「どんなスケベなジジイなんだろう?」と興味を持つのは、よく理解できる。

「社長はお天気屋だし、気分が乗らないと『うん』とは言わないからなあ」

「そこをなんとか説得して欲しいんですけれど」

 私はドン・ファンと連絡を取ってみた。

 すると奇跡的に、三重県鳥羽市にある取引先ホテルの主催で、ほかの取引業者も集まる宴会があり、そこにドン・ファンが大阪の愛人を連れて出席する予定であることが分かった。

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