ラサール石井
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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

菅首相の「自宅療養方針」は絵に描いた餅、事実上の敗北宣言だ

公開日: 更新日:

 多くの人がこれは「事実上の敗北宣言」だと言っている。

 医療崩壊で病床が足りない現実を、中等症以下の患者を自宅に放置することによって、なかったことにする。ベッドが足りないのを「そもそもベッドは重症者だけのものだ」と王様が宣言して、いかにも国は間違っていないと言い張る。しかも世界からメディアが集まっているこの時期に、傲岸不遜、厚顔無恥も甚だしい。

 中等症というのは、呼吸器こそつけないが肺炎が進行していて、医者の言葉を借りれば「人生で最も苦しい時期」ともいわれている。

 ある主婦はツイートで「夫は中等症だったけど、24時間の酸素吸入、ステロイドとレムデシビルの投与、ステロイドの副作用による血糖値上昇を防ぐインシュリン注射。こんな事が自宅でできるはずが無い。自宅療養なら恐らく助からなかった」と書いている。

 これはもう事実上の「医療崩壊」を国が認めたようなものだ。それなら、総理がやるべきはまず謝罪だろう。「我々が間違っていました」と国民に謝り、すぐに国会を開け。

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