感染爆発のさなかに飲み会やBBQ…国民全体の予防意識が緩んでいる原因とは
演劇界のコロナによる中止が相次いでいる。
我々演劇人にとっては聖地とも呼べる劇場だった新宿シアタートップス。2009年に惜しまれつつ閉館したが、下北沢本多劇場グループにより今年8月に復活が決まり、25日からこけら落とし公演の幕が開く予定だった。
出し物は「演劇の街をつくった男」。本多劇場創設者の本多一夫氏の評伝劇で、ご本人も出演するはずだった。しかし、当の本多氏がコロナに感染、中止となった。
ワクチンは2回接種済みというブレークスルー感染で、健康状態は良好ということらしい。やはり、ワクチンを打っても陽性にはなるようだ。
ほかにも明治座、A.B.C-Z橋本くんの音楽劇、キティちゃんのミュージカルなど、知人が関係する芝居だけでも4、5件の演劇が軒並み中止となった。
これだけ多くなったのは、やはり感染爆発が起きていることを実感するし、その中心が若者であるということも納得できる。
かくいう私も27日から始まる舞台の稽古中で、キャストもスタッフも戦々恐々としながら準備をしている。