ジャニーズとNHKのいびつな共依存関係…今年も紅白5組出場、受信料収入に“影響力”
20年度末の受信料の推計世帯支払率は80.3%で高い水準を保ったが、コロナ禍ではなかった前年と比べて1.5ポイント下がった。
「昨年の紅白では、ジャニーズから過去最多タイの7組が選ばれました。コロナ禍で受信料集めに苦戦した影響もあったかもしれません」(前出のテレビ局関係者)
今年、デビュー15周年のKAT-TUNが初出場を果たしたように、ジャニーズ内にはまだ紅白の舞台を踏んでいないグループもある。しかし、既にレールは敷かれているという。
「KAT-TUNは10周年の時に出てもおかしくなかったが、田口淳之介が脱退して1年半程度の活動休止に入っていたため、今年まで待つ形になった。いわゆる“アニバーサリーイヤー”はNHKとしても選びやすい。不祥事でもない限り、A.B.C-Zはメジャーデビュー10周年の来年、NEWSは20周年の再来年、ジャニーズWESTは10周年の3年後に出場するでしょう。できる限り多くのグループに紅白を経験してもらえば、それぞれのファンが喜ぶ。出場できるまではヤキモキしますが、その分『苦節10年で選ばれた』というストーリーが生まれるので、NHKにとっても都合は悪くない」(芸能プロダクション関係者)