「ムチャブリ!」の高畑充希は山口智子に見える? “ドリカム状態”の昭和感が逆に新鮮

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 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「確かに『ハコヅメ』や『恋です!』と比べると、目新しさに欠ける印象はあります」としながらも、「あえて“ベタ”で勝負するのか、とんでもない展開が待っているのか、もうちょっと様子を見たい」とこう続ける。

「松田さんが演じるベンチャー企業の社長は、衣装や振る舞いからして、芸人さんがコントでやりそうなデフォルメされたキャラ。地上波ドラマを日常のエンタメの軸にしている層にとっては、これくらい分かりやすくした方がいいのかも。夏帆さんが演じるヒロインの親友が主婦だったり、神保悟志さんが演じるフレンチのシェフにしてもそうです。そうやってキャラを分かりやすく置いておくことで、ヒロインへの共感を集める……という昭和のドラマ的手法を新鮮に感じる若い視聴者もいるでしょうね」

 つまり、リアリティーがどうだとかあれこれ深く考えずに、“ムチャブリ”に翻弄されるヒロインや2人のイケメンを素直に拝みつつ、今後の展開を楽しむのが吉ということか。

「志尊さんの演技が〈1990年代のキムタクっぽいな〉と思って見ていたら、高畑さんが山口智子さんに見えてきました」と亀井徳明氏は笑う。

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