嵐・松本潤「となりのチカラ」2ケタ発進も…矛盾だらけの設定をねじ伏せられるか
さらに、住人がカーテンを全開で生活している防犯意識の低さも気になる。
ヒットメーカーである遊川氏の脚本には、そういったツッコミをねじ伏せる力があるため、SNS上では住居侵入や危機管理を問う声はあまり見られない。むしろ、虐待や認知症、外国人の労働や少年犯罪と、マツジュン×遊川氏のタッグがどう向き合うのかが注目されている。
同作で松本の俳優としての幅を見たというエンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう話す。
「昨年末の『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズのドラマと映画では、ユーモアあふれる有能弁護士を演じ、年が明けた今作では優柔不断な2児のパパ。短期間で見せた役のギャップは、嵐が活動を休止し、ソロタレント2年目となったタイミングにふさわしいかもしれません」
来年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」の主役。いい形でバトンをつなげたいだけに、1ケタ視聴率は避けたいところ。マツジュンの“チカラ”を信じたい。